不倫の結末 - 結婚しているのに人を好きになってしまった

不倫の結末。

自分が不倫なんてことをして、
知った現実。

結構みんなやってる。てこと。

結婚してても他に好きな人がいたり。
当たり前のようにセカンドの彼氏彼女がいて、表面ではなんてことない顔してる。
家では家族に優しくして、
外に出たら男の顔、女の顔になって。
家に帰ったら何もなかったように振る舞う。

不倫は文化だ、なんて言った人がいるけど
大昔から人間は必ずしも１人の相手と一生を添い遂げてきたわけではなく
本能と感情に翻弄されている。
そこに理性という人間特有のものが加味されて
"不倫や浮気はいけないこと"
ってしてる。

どっちかというと
不倫はいけないこと、ていうほうが
人間が築いた文化・文明なんだと思う。

それはそうと
私は今日離婚が成立した。

なんだかんだとあったけど
旧姓に戻った。

不倫を始めたときは
こうなると思っていなかった。

彼のことが気になっていたし
もっと知りたいって思ってた。
彼が心を閉ざしているように感じると、
その寂しさを埋めるために私を使ってくれないかなって思った。
彼は若いから、そのうち本気の恋をするだろうから、それまでの間だけ、私を傍に置いてくれるだけでよかった。

「離婚する気はないよ。」
最初にそう言っていたっけ。

彼はアウトローな感じの人だから
不倫とか浮気とか平気なんだと勝手に思ってた。
相手にもそこまで入り込まず
自分も他の人に気を移す。

男なんてみんなそうだと思ってた。

男なんか
本気で人を愛したりしないでしょ。

性欲が満たされて、
寂しいときに会えて
そうじゃないときはうるさいこと言ってこないで、
そういう都合のいい女が
理想的でしょ。

私は本気でそう思ってたんだ…

私は彼と付き合って
愛を知った。
私のために苦しんでくれるということ
離れている時間に私を考えてくれるということ。
それがどういうことなのか

彼と私とは
すごく似ていて、すごく違う。

彼の気持ちがオーバーラップしてきて
苦しいくらいの時もあるけど
すごくすごく遠い存在に感じるときもある。

すごく似ていて、すごく違う。

私は全てを捨てて彼と生きて行きたいと思った。
愛してくれるから、とかそんな理由じゃない。

彼といるときの自分が
本来の自分だって思えたから。

私が今まで普通になろうと苦労していたことは必要なくて、
ただあるがままで居て
それを認めてくれるのなら

この人と一緒に居て
人生変えてみたいな。って思った。